小麦育ち、のち芳醇。
口の中でとけだす旨み
きめ細かくもっちりした肉質
透きとおるように白い脂
新潟の県北に位置する岩船・胎内エリアはこしひかりが栽培される豊かな土壌と清らかな水が流れる田園地帯。
土地の恵みをいかして約40年、おいしい豚だけを作ってきた生産農家が純枠種との出会いを経て小麦で育て上げたのがこの「越乃黄金豚 煌麦豚(きらむぎとん)」です。
口の中でとけだす旨みとあっさりくせのないピュアなあと味を心ゆくまでご堪能ください。
旨みとけだすジューシー食感。
肉でも野菜でも、素材の甘みが旨みです。
豚肉なら、その役割は、良質な脂質。
オレイン酸を多く含む「越乃黄金豚 煌麦豚(きらむぎとん)」はひと口食べると、ふわりと旨みが広がっていく極上のジューシー食感が味わえます。
読んで味わう 煌麦豚(きらむぎとん)・おいしさのヒミツ
01 旨みシットリ、あぶらアッサリ
「煌麦豚」は良質の脂を持つ豚肉ならではの、ジューシーな食感が自慢です。これはこの脂の融点が、約34度と低いために口の中で起こるおいしい現象。しかもオリーブオイルと同様にオレイン酸が多く含まれる脂質なので、とけだした旨みが口の中に広がるのに、驚くほどさっぱりと食べられます。独特のくさみはほとんどなく、しっとりとしたきめ細かさと、もっちりとした弾力が特徴です。悪玉コレステロールを減らすといわれるa―リノレン酸やビタミンEも含みヘルシーです。
02 ミネラル豊富な小麦育ち
「煌麦豚」は小麦育ち。とうもろこしをメインにした飼料が多い養豚業では珍しく、小麦を7割も使っています。飼料設計で試行錯誤する中、小麦のブレンドを多くしたところ味が良くなったことにヒントを得て改良を重ね、このオリジナル飼料にたどり着きました。小麦はミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富な穀物。そこにカルシウムを多く含み肉の臭みを吸収する天然ミネラルや、豚の腸内環境をキレイに保つ乳酸菌・納豆菌・酵母を混ぜたこだわりの飼料で育てています。
03 母豚はデュロック75%
「煌麦豚」は純粋種だけが持つ、特別なおいしさに近づけたいという想いから誕生したオリジナル品種。赤身が多く繁殖力が高いランドレースに、サシが入りやすく柔らかなデュロックをかけ合わせて母豚を作り、さらにデュロックを交配しました。最大の特徴は融点が低く、あっさりと食べられるオレイン酸豊富な脂。食べた瞬間、口の中にジューシーな旨みが広がります。また赤身はきめ細かくもっちりとした歯ごたえ。その中にサシが多く見られるバランスの良い肉質です。
04 新潟県 岩船・胎内エリアの恵み
「煌麦豚」はおいしい肉を作りつづけて約40年、豚づくり名人の高橋さんが営む、高橋農産だけで生産しています。こしひかりが栽培される岩船・胎内エリアの豊かな土壌、荒川の清流、澄んだ空気。この土地にしかない自然環境で育まれた豚は、独特の雑味や臭みがなく、まろやかな甘みと風味の健康的な味わいです。食の宝庫・新潟という恵まれた地域で、確かな腕を持つ特定農家が手間ひまかけて育てるこの銘柄豚。年間約4,000頭の限定生産となっています。
05 安全・安心な飼育方法
「煌麦豚」は飼料・品種・産地以外にもこだわりを持っています。まずひとつめは衛生環境。病原菌やウイルスが外から進入しないよう消毒を徹底し、豚舎内を清潔に保っています。ふたつめは飼育スペース。豚のストレスを減らすため「大群飼育」というスタイルで、ある程度の広さを確保しています。また飼料に乳酸菌・納豆菌・酵母の微生物を混ぜるなど、豚の体内環境にも注意を払います。徹底したストレス&コンディション管理からおいしい肉が生まれるのです。
06 おすすめ部位と特徴
豚肉はその部位によって脂のつき方、赤身とのバランス、肉質のきめ細かさなど味の特徴が違います。「煌麦豚」のおいしさを十分感じられる一番のおすすめは肩ロース。もっちりした赤身にほど良く脂身のサシが入り、ジューシーでコクのある味わいが楽しめます。きめ細かく弾力のある赤身とまっ白な脂身のバランスが絶妙なロース、柔らかい肉質で希少部位のヒレ、赤身と脂身が層になっているにも関わらず、あっさりしたあと味で食べ飽きしないバラも人気です。
煌麦豚 主要部位
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ロース
1本約4~5kg -
肩ロース
1本約2~2.5kg -
バラ
1枚約4~5kg